お客様からいただいたご質問です。
「くせ字は直せますか?」
私では返答に説得力が無いので、書道師範であった母に聞いてみました。
答えは以下の通りです。
もちろん直せます。
くせ字の多くは、執筆や姿勢に問題があるので、まずは姿勢を正してみてください。
用紙が体の線と平行で、書こうとする行が体の中心に来ることが望ましいです。
そのとき、肩に力が入らないようにしましょう。
次に筆の持ち方です。
硬筆の場合、筆軸が親指と人差し指のまたのところに当たっていたら、くせ字になりやすいです。
この場合、人差し指の第二関節が高く尖っていれば、横画、右払いにクセがでます。
筆軸は人差し指第二関節から指の股までいかない付け根あたりまで当て、親指は指紋の中心が軸に当たるぐらいが理想です。
硬筆のかたよった面にだけ力が入らないようにしましょう。