年初に届く年賀状は元日の楽しみのひとつ。
活字で印刷されたもの、既成のものに書き加えたもの、いろいろありますが、書道に精通している人にとっては毛筆で書かれたものは一番うれしいはず。
さて、この年賀状、いつからはじまったかご存じですか?
15世紀はじめの頃、ドイツで幼い子がキリストと一緒に新年を祝う意味で文字をカードに印刷したのが初めだと言われているそうです。
日本では、明治6年に郵便はがきが発行されてから盛んになり、明治39年に年賀郵便制度が実施されます。
増え続ける年賀状を後追いするかたちで、この制度ができていったようです。
年賀状で新年の挨拶をしたいという日本人独特の感性が、国を動かしたと言ってもいいでしょう。
さらに昭和24年にお年玉つき年賀はがきが発行されて流行が加速したようです。