1つ1つの文字の起源のことです。
漢字の形成は六書(分類)によると、象形、指事、会意、形声、転注、仮借に分けられます。
そのうち象形、指事、会意、形声は字源にあたります。
何のことかよく分かりませんよね^_^
以下で説明させていただきます。
象形
物の姿形をかたどって作られた文字で、甲骨文字はほとんどが象形で、漢字の原型と言われています。
指事の例
「本」は木の根本にあるものを意味しています。
「未」は木の上の方をあらわし、「末」は木の下の方を意味しています。
会意の例
「休」は「人」と「木」が組み合わされ、人が木に寄りかかって休むことから「やすむ」の意味になります。
形声の例
音声を表す文字と意味を表す文字を組み合わせて、新しい意味を表します。
「河」 「可」で音カを、「さんずい」で水を表しています。
転注の例
ある漢字の本来の意義を他の似た意義に転用すること
「音楽」 「楽」の字を「ラク」と発音して「たのしい」の意に転用するなど
仮借の例
ある語を表す漢字がない場合,その語の意味とは無関係の別の同音の漢字を借りて表します
戈(ほこ)の意の「我(が)」を自分の意を表す文字として使う
また仮名、片仮名の場合は漢字が字源です。
例えば平仮名の「あ」は「安」の草体からできたものであり、片仮名の「ア」は「阿」の一部をとってできたものです。
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