作品が書きあがったことに安心してしまって、落款を押し間違えたということはありませんか?
不注意が原因であることを除けば、印を押す過程に問題があるかもしれません。
改めて落款の押し方を確認してみましょう!
1.作品に合う印と押す場所を決めます。
2.作品の下に印台を敷き、押す部分を爪の腹でこすって、紙を平らにします。
3.印矩と印を置いて、曲がっていないか位置を確認します。
4.印と印合を持ちます。印で軽く叩くようにしてムラなく印泥をつけます。
※付けた印泥の量は印影にも影響しますので、注意が必要です。
印泥は気温によって柔らかさが変化しますので、事前に冷やしたり、温めたりすると使いやすくなります。
5.印矩をしっかり押さえ、印を垂直に力を加えて押します。
6.印矩をしっかり押さえ、静かに持ち上げます。
7.印影を確認し、ムラがある場合は、印矩を動かさないようにして印泥をつけ直した上で再度押します。
動画でもご紹介しておりますので、こちらをご覧ください。