最近、パフォーマンス書道が流行っています。
書道系のマンガや映画が影響しているようですが、
このパフォーマンス書道、肯定派と否定派に意見が分かれているようです。
とはいえ、パフォーマンス書道は大作づくりにプラスになるということがあると思うんです。
リズム感や抑揚など、小さな作品には気づかなかったことを発見するキッカケになると。
これは自分の表現の幅を広げるには大変よいことではないでしょうか。
オーディエンスの前でのライブですから、メンタルが強くなる、なんて効果もあるかもしれませんね。
一番良いことは、ダイレクトにお客さんの反応があるので、書家さんも楽しいようです。
パフォーマンス書道が邪道にならないためには、常に自己研鑚の場とする必要があると思います。
質の高さも求められますので、抑揚や動きの際立った古典を学んで、線の鍛練が不可欠ですね。
個人的には、小さな書道専門のお店ではありますが、もっと盛り上がるお手伝いをして、パフォーマンス書道を楽しんでもらいたいと思っています。
画像は川瀬碧水さんのパフォーマンス
http://blog.kawasemi-style.com/