孤高の前衛書家井上有一氏(1916~85年)をしのぶ「狼涙忌-白と黒展」が兵庫県西宮市馬場町のアトリエ西宮で始まっています。
井上氏は東京都出身で上田桑鳩氏(三木市出身)に師事。
現代美術家と交流し、抽象的な表現や「貧」などの一字書に込められた精神性は、海外でも高い評価を受けました。
狼涙忌展は、6月15日の命日に合わせ、86年から開催。
今年は神戸市在住の牛丸好一氏や本田利雄氏ら書家、パリと西宮市を拠点とする松谷武判氏ら美術家の9人が計14点を出品しています。
本田氏が書く「潤」の一字は墨のにじみを生かし、絵画的なボリュームを感じさせる。
松谷氏の「垂直線」は鉛筆の濃淡で、画面を縦に二分割。
深い漆黒が生み出す対比性が強い印象を与えます。
アトリエ西宮
〒662-0915 兵庫県西宮市馬場町1−22
6月2~6月7日 11:00~18:00
TEL 0798-22-0322
井上氏の「いいじゃないか」も特別展示
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