川谷尚亭の書
川谷尚亭とは?
川谷尚亭(かわたに しょうてい )は、大正から昭和時代前期の書道家です。
没後100年以上経つのに、リズミカルで清澄感溢れる格調高いそ
書道家です。
早くに亡くなられ作品の数がごく少ないため、作品を売買する市場で高値で取引されています。
川谷尚亭は、近藤雪竹に師事し、大正7年上京して日下部鳴鶴、比田井天来から
川谷尚亭の弟子としては、手島右卿、炭山南木、田中塊堂らが有名
近代書道史上での位置づけは、日下部鳴鶴、中林梧竹、西
川谷尚亭の書風
川谷尚亭は、中国古代の碑版法帖の書法を研究し、各書体に通じました。
書風は、澄みきって清らかで優雅な書を書きました。
川谷尚亭の作品
「太虚山房」隷書で川谷尚亭の代表作
「しょうしゃ風流」隷書で豊潤な作品
「尋隠者不遇」王羲之風の行草体の作品
「蕭疎遠岫雲林画・・」草書で書譜をもとにした作品
書道家 川谷尚亭 経歴
1886-1933 高知県安芸郡生まれ。名は賢三郎。
23歳で上海に留学。
25歳で書を志す。
39歳で大阪で甲子書道会を設立し、「書之研究」を創刊。
43歳で戊辰書道会理事審査員になる。
45歳で泰東書道院第一回展の理事審査員を委嘱される。
著書「書道史大観」
~書道ライフを快適・豊かに~
書道専門店 大阪教材社
盛喜一輝
大阪府堺市中区深井中町1994‐3