小坂奇石の書
小坂奇石とは?
小坂 奇石(こさか きせき)
1901年-1991年
出生地:徳島県海部郡美波町(旧由岐町)
本名:小坂 光太郎(みつたろう)
書道研究璞社(ぼくしゃ)初代会長
小坂奇石は、「奇石体」と呼ばれる独自の書風を確立し、
恩賜賞を受賞します。
小坂奇石の書
漢籍に通じ、禅の思想を学び、骨気あふれる天真爛漫な行草書を創作しました。
その書は、難解でしたが、玄人好みの書で、
ご自身は、「書は心で書くもの」を持論とし、技巧に走らず謙虚な求道の書家として、古典の研究を深めそれを土台とした新しい書風を展開しました。
晩年は、ジストニアという神経症を発症されます。
晩年は、病気の影響からか剛毛筆を用いた禅林墨蹟のような大字の作品を残されています。
小坂奇石の門弟
江口大象・阿部醒石・松永暘石・川村龍洲・東南光・佐和靖石・青木大寧
など
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書道専門店 大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3