色紙の上下、裏表の見分け方です。
1.模様のある方が表です。白地の場合、金銀の砂子が巻いている方が裏です。
2.無地や金縁のある無地の色紙に上下の区別はありません。
3.唐草模様のように連続した模様のものに上下の区別はありませんが、連続模様でも動植物など具体的な図柄の場合は、その性質によって上下が決まります。
4.模様が上下にあるときは、模様から色紙の端までの余白の多い方が上になります。
5.色に濃淡がある場合は、濃い方が上になります。色彩のあるときは青系統を空に見立てて上にし、茶系統を地に見立てて下にします。
6.砂子の散らしがあるときは、大きく散らしてある方が上です。散らしの程度が同じなら、色紙の端までの余白の部分が多い方が上です。金銀2色の場合は、金色を上にします。
7.仏事で使用の際は、通常であれば白無地ですが、色付きの色紙を使用する場合、紫系統を選んでください。
8.切り継ぎ、破り継ぎの色紙は、お好みで上下を決めてください。
9.波型模様のものは波頭がどのように巻いているかが上下を見分けるヒントになりますが、これもお好みで上下を選んでいただければ結構です。
※以下はFacebook投稿の埋め込みテストです。