楊沂孫 清の書家
楊沂孫とは?
楊沂孫(ようぎそん)は、清時代の書家であり、学者です。
1813年 – 1881年
字:泳春
号:子輿・豪叟
若くして李兆洛に学問を学び、諸子の学に精通しました。
書は最初は鄧石如の影響を受けていましたが、後に金文・石鼓文・漢碑篆書や唐の李陽冰の要素を吸収し、独自の書風を確立しました。
楊沂孫の書
書は篆書・隷書を得意とし、特に篆籀に力を入れました。
楊守敬は、「楊沂孫は石鼓文を学び、法をとること甚だ高し。自ら信じて歴劫不磨(永久に滅びない)の款題をなすも、いまだよくあひ称はず」というように自身の作には「歴劫不磨」の印を押しています。
楊沂孫の作品・著作
「龐公伝 在昔篇」代表作
篆刻
「印譜」2巻 現存せず
著
「文字説解問譌」
「荘子正読」
「管子今編」
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3