楊淮表紀の書
楊淮表紀(ようわいひょうき)とは?
後漢 173年の刻。楊淮表紀は隷書で摩崖です。
縦190×横62cm
7行で、行ごとに24~26字で末行は31字。
もともとは陕西省褒城県北の石門渓谷道の岩壁にありましたが、褒河ダム建設に伴い、現在は漢中市博物館に納められています。
楊淮表紀の特徴
書風は石門頌より稚拙さがあり素朴ですが、伸びやかな線に深い趣きがある点は共通します。
自然に変化する文字の大きさや行のうねりは摩崖特有の書法です。
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3
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