呉大澂 清代の書家
呉大澂とは?
呉大澂(ごだいちょう)は、清代の書家・画家であり、金石学者でもあります。
1835 – 1902年
字:止敬・清卿
号:恒軒・愙斎
日清戦争に敗れてからは官職を退きます。
金石学に造詣が深く、金石の収蔵にも熱心でした。
古器物の鑑賞に詳しく、清末金石学において有数の文人です。
画は山水・花卉を得意としました。
呉大澂 書の特徴
若くして陳碩甫から篆書などを習い、莫友芝らと金石を研究しました。
楊沂孫の影響を受け、金文と小篆を結合させ、独特の書風を確立しました。
特に小篆の評価が高く、李陽冰の書法に似た特徴をもっています。
呉大澂の著作
「愙斎集古録」
「古字説」
「権衡度量考」
「恒軒所見所蔵吉金録」
「十六金府斎印存」など
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3
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