泰山刻石とは
泰山刻石について
泰山刻石(たいざんこくせき)は、秦の二世皇帝元年(前209年)の刻で、李斯が書いたものと伝されています。
篆書(小篆・秦篆)、22行、行ごとに12字。全文222字。
泰山刻石は、北宋に金石学が盛んになって注目されるようになり、原石から拓本がとられるようになります。
北宋まで原石は存在しましたが、その後不明となります。明代に29字の残石が発見されますが、これが原石であるかは不明です。清代に53字本を入手、さらに165字本を入手します。
泰山刻石の特徴
書体は整然としており、線の太さは均一ですので、同じ筆圧と速度で書きます。
字体は細長く、左右がよくそろっており、縦画は垂直、横画は水平です。
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3
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