金沢本万葉集とは
金沢本万葉集の筆者は?
金沢本万葉集の筆者は、源俊頼賴とも藤原定信ともいわれています。
金沢本万葉集について
桂本万葉集、藍紙本万葉集、元暦校本万葉集、天治本万葉集とともに平安時代書写の5種万葉集の1つとして有名です。
金沢前田家の第三代利常の時代から保管されていたことから「金沢本万葉集」といわれています。
料紙は、白の具引きに雲母(きら)刷りの型模様が両面にある調度性の高い国産唐紙で、文様の中でも七寶、大花唐草、小唐草などが元永本古今集や西本願寺本三十六人集のものと同一です。
金沢本万葉集の特徴
金沢本万葉集の特徴は、字形にとらわれることなく、運筆が奔放で、気品が高い点です。
男性的な颯爽とした美しさで、平安末期を代表する名筆です。
~書道ライフを快適・豊かに~
書道専門店 大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3