石山切貫之集下とは
石山切貫之集 下の筆者は?
石山切貫之集 下の筆者は、藤原行成から五代目の子孫にあたる藤原定信(1088~1154)です。
藤原定信の筆によるもの
「定信和漢朗詠集切」「中務集」「金沢本万葉集」「法華経」「般若理趣経」
石山切貫之集 下について
石山切貫之集 下は、天文18年(1549)に後奈良天皇から本願寺に下賜された「西本願寺三十六人集」に含まれていたものです。
昭和4年(1929)に「貫之集 下」と「伊勢集」とを分割した際、本願寺があった大阪の地名、摂津の石山(現在の大阪城付近)にちなんで「石山切」と呼ばれるようになりました。
料紙43枚、厚樣13枚、唐紙14枚、継紙16枚。
石山切貫之集 下の特徴
石山切貫之集 下は、藤原定信の真跡で、その筆勢は運筆が速く、リズミカルな筆致です。
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3