書道をされる方にはなじみのある単語ですが、一般的にはあまり使わないですよね。
雅号とは、詩人や作家、書家や画家が本名のほかにつける別名で、作品発表の署名や落款に使う名のことです。
師匠からつけてもらったり、自分でつける人もいます。最近は本名のままの人もいます。
雅号のつけ方は、
1.故郷の地名 ex)「頼山陽」
2.主義や理想 ex)「横山大観」
3.姓に合うよう ex)「小林古径」
4.詩的なイメージを膨らませて ex)「野口雨情」
つけることが多いようです。
雅号とは別に、住んでいるところに名をつけた堂号というのもあります。
堺市の有名な和菓子屋さんの「一心堂」などがそれです。
堂のほかには、「庵」「軒」「楼」「館」「亭」「居」「閣」「院」「舎」「屋」を下につけます。
