楷書の字典、おすすめは?
楷書字典おすすめ一覧
書源 二玄社
新書道字典 二玄社
北魏楷書字典 二玄社
唐楷書字典 二玄社
顔真卿字典 二玄社
宋四家字典 二玄社
趙之謙字典 二玄社
欧陽詢楷書字典 雄山閣
金石異体字典 雄山閣
増訂碑別字字典 省心書房
書体字典 東京堂出版
※弊社運営の書道古本屋にリンクを貼っておりますので、ご覧ください。
楷書作品の創作に字典は必須アイテムです。
書作品のイメージが出来ないとき、楷書専門の書体字典を開いてみてください。
思わぬ筆画や字形、異体字を見つけることが出来るかもしれません。
楷書におすすめの筆
1.兼毫系の筆
2.イタチ毛系の筆
楷書の学び方
書道を学ぶには、書体順で楷書からはじめることをおすすめいたします。
楷書は最も書法が厳格です。
点画の書き方がはっきりしており、字形も整っていますので、手本との違いも視覚的にわかりやすいのです。
楷書のお手本としては、北魏や唐など、同じ楷書でも時代によってそれぞれ特徴があります。
好みもありますが、なるべく多くの楷書の書風を学び、その先に自分が最も得意とする書風に到達出来ればよいと思います。
お手本をもとに、実際に書いてみてください。その過程で、筆づかいや文字の組み立て、用筆法や結体法を学びます。
お手本と何が違うかよく観察し、見比べてください。違いを把握した上で、繰り返し書き込んでください。この繰り返しで、お手本なしでも自分の文字を書くことが出来るようになるはずです。
楷書の練習法としては、同じ筆で大きい字から始め、徐々に小さくしていくのがよいとされています。
大きい字は、運腕の練習のためで、腕の筋肉が練習量を重ねる上で書きなれることが大切です。
同じ筆で大きい字から徐々に小さい字を書くことで、運腕を鍛えた後、筆圧とリズム・太細・緩急を表現できるようになります。
楷書の筆法を会得すれば、行書・草書もスムーズに学べます。