賀茂社歌合とは?
賀茂社歌合の読み方
「かものやしろのうたあわせ」と読みます。
賀茂社歌合の筆者は?
筆者は寂蓮と言われています。
書風は寂蓮風ですが、真跡ではないようです。
賀茂社歌合について
1178年に賀茂別雷社(上賀茂神社)で行われた歌合を書写した巻子本の断簡です。
この歌合は、神主の賀茂茂重保によって催されました。
「佐野切」ともいいます。
歌人60人、180首の歌を90番につがえました。
料紙は、斐紙で縦32.7cm、金泥・銀泥で鳥・草・花・折枝を描いています。
賀茂社歌合の特徴
行の長さは、29.5cmで行間は広め、漢字は大きく、仮名は小さい。
字形は扁平でよく整っていますが、縦長の文字も見られます。行上部の文字は大きく、下部の文字は小さい。連綿は短く、はなち書きが多い。
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3