名家家集切とは?
名家家集切について
名家家集切(めいかかしゅうぎれ)
藤原兼輔(877-933年)、藤原興風、源公忠(889-948年)、坂上是則、在原元方(~953年)、清原深養父の6人の家集の断簡
有名な歌人の断簡だから「名家家集切(めいかかしゅうぎれ)」と言います。
胡蝶装の冊子本で、料紙は飛雲紙(平安時代特有の大きな飛び雲の料紙)
縦27.2×横22.7cm
藤原兼輔の家集 内題 「堤中納言集」
藤原興風の家集 内題 「藤原興風集」
名家家集切の特徴と筆者
字形は狭長で、文字が右に傾斜しています。流麗で優雅な趣のある書風で揮毫されており、「高野切第二種」に似ていることから筆者は紀貫之と言われています。
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3