市河米庵とは?
市川米庵の読み方は?
市河米庵は、「いちかわ べいあん」と読みます。
市河米庵とは?
名:三亥
字:孔陽
号:米庵・楽斎・百筆斎・亦顛道人・小山林堂・金洞山人・金羽山人・西野子など
通称:小左衛門
市河米庵は(1779年ー1858年)は、江戸時代後期の日本の書家であり漢詩人です。
巻菱湖・貫名海屋(菘翁)とともに「幕末の三筆」と言われました。
当時、幕末の三筆の中でも市河米庵の人気は高かったようですが、現在の評価は、貫名海屋(菘翁)に劣ります。
「米庵」という号は、宋の米芾を最も尊重していたことからつけられています。
書塾 小山林堂を開いた後、弟子は3000人いたと言われています。
市川米庵の書
市河米庵は、前述のとおり米芾や顔真卿の書法を学ぶことに大変熱心でした。
特に隷書・楷書を得意としていました。
長崎で清の人胡兆新から直接に書法の指導を受け、筆力旺盛な書風になります。
市河米庵の著作は?
書道の学習法・書法を学ぶ心得・書法・書論・手本・用筆法・道具・法帖・能書・漢字・書体・飛白・落款・印・篆刻・表装・書画の値段など書に関する情報を網羅しています。
特に中国の書について詳しく解説しています。
米庵蔵筆譜(収集した筆をまとめたもの)
毛信遊草
西遊小草
米庵百記
米庵石律
楷行薈編
小山林堂文房図録(収集した書画骨董の図録)
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3
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