瑯邪台刻石とは?
瑯邪台刻石の読み方
瑯邪台刻石は、「ろうやたいこくせき」と読みます。
瑯邪台刻石の筆者・書体
瑯邪台刻石は、秦の二世始皇帝元年の刻で、書体は篆書(小篆・秦篆)、李斯(りし)の書と伝えられています。
瑯邪台刻石の内容
はじめ瑯邪台に立てられたもので、1900年大雷雨で海中に沈み、一時行方が分からなくなります。後、断石したものをいくつか探し当て、継ぎ合わせて、教育局古物保存所に置かれます。現在は一塊のみ現存し、北京の中国歴史博物館に保管されています。
秦王は、天下統一後始皇帝と称し、中央集権による国家体制を確立します。
「史記」によると、始皇帝は地方に複数個所巡り、28年に嶧山・泰山・瑯邪台に石を立てて、秦の功徳を称える言葉を刻しました。
~書道ライフを快適・豊かに~
書道専門店 大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3
ピンバック: 篆書体古典一覧 臨書におすすめの篆書体 | 書道専門店 大阪教材社