西嶽華山廟碑とは
後漢の時代の刻、西嶽華山廟碑とは
西嶽華山廟碑とは
西嶽華山廟碑(せいがくかざんびょうひ)「華山廟碑」ともいいます。
165年の刻の隷書で、漢隷の代表的な存在です。
縦174×横85cm、22行、行ごとに38字です。
廃れていた西嶽を弘農郡の郡守である袁逢が復興した記念碑です。
原碑は明の時代に地震で壊れすでに存在せず、拓本で見ることができます。
拓本の中で有名なのは、
「長垣本」・「華陰本(関中本)」・「四明本」・「小玲瓏山館本」の4種で、いずれも北宋以後の拓本です。
長垣本 日本の書道博物館蔵
華陰本 北京の故宮博物院蔵
四明本 北京の故宮博物院蔵
小玲瓏山館本 香港中文大学文物館蔵
西嶽華山廟碑の特徴
字画は太く、筆勢は力強く、字形は方整です。
乙瑛碑に近い書法で、漢の八分隷の代表的なものです。
西嶽華山廟碑の全文
順次加筆予定です。
西嶽華山廟碑の取扱中古本一覧
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3