中岳嵩高霊廟碑とは?
中岳嵩高霊廟碑の読み方
中岳嵩高霊廟碑は、「ちゅうがくすうこうれいびょうひ」と読みます。
中岳嵩高霊廟碑はいつ頃の碑か?
中岳嵩高霊廟碑は、北魏の碑の中で、現存する最も古い碑です。
諸説ありますが、太安2年(456年)太武帝(たいぶてい)のころとされています。
太武帝は、北朝北魏の第3代皇帝で、第2代明元帝の長男にあたります。
中岳嵩高霊廟碑は誰の書?
中岳嵩高霊廟碑は、寇謙之の撰・書であると言われていましたが、金石録によると、中岳嵩高霊廟碑は寇謙之が亡くなった8年後のものであるため不明です。
寇謙之の門人であった崔浩(さいこう)とする説もあります。
崔浩は、中国北朝の北魏に仕えた人で、北魏の華北統一や統治機構の整備に貢献しますが、太武帝や鮮卑貴族の反発を受けて殺されました。
中岳嵩高霊廟碑の書体は?
書体は銘石体の楷書で、文字の表情が多様です。
中岳嵩高霊廟碑の内容は?
道教を国教化した寇謙之の功績をたたえた内容が記されています。
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
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