雋修羅碑・水牛山文殊般若経碑
雋修羅碑(せんしゅうらひ)とは
雋修羅碑は、雋敬(字:修羅)をたたえた碑です。
方筆系の筆法(点画・転折を角張らせて、強く鋭い印象を与える筆法)で、張猛龍碑・北魏の造像記的な部分もありますが、全体的にひかえめで縦長の字体です。
起筆・収筆は、部分的に伊闕仏龕碑や孟法師碑に似た部分があります。
雋修羅碑は、字がはっきりしない上に異体字が多いです。
水牛山文殊般若経碑(すいぎゅうざんもんじゅはんにゃきょうひ)とは
水牛山文殊般若経碑は、北斉古代、山東省水牛山に刻された碑です。筆者は不明。
北斉の頃、盛んに刻された刻経の代表作で、大乗仏教経典の文殊般若経の一部を刻しています。
楷書をメインに、多くの書体の筆意が含まれる書です。
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