貝義淵の蕭憺碑とは
蕭憺碑は、南朝時代、宋・斉・梁・陳の4王朝が興亡した時代です。
三国時代の呉・東晋と南朝の4王朝をあわせて六朝と呼び、この時代を六朝時代とも言います。
書法においては、二王(王羲之と王献之)の典型に磨きをかけ、ますます発達した頃です。
蕭憺碑(しょうたんひ)とは
蕭憺(しょうたん、478 – 522年)は、南朝梁の皇族で、梁武帝の異母弟にあたります。
始興忠武王
字:僧達
諡:忠武
梁の武帝が即位すると、蕭憺は始興郡王に任命されます。
人情に厚く、兵略にもたけていることもあり皇帝からの親愛されていたようです。
蕭憺碑は、蕭憺を称えた碑です。
早くから磨損しており、文字がはっきりしません。
貝義淵とは
貝義淵は、蕭憺碑の書者で、宮中に仕える官の人ですが詳細は不明です。
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盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3