王知敬の李靖碑とは
王知敬とは
王知敬(おうちけい 生没年不詳 出生地不明)
書の黄金時代と言われる唐時代のすぐれた書道家の1人です。
李靖碑とは
唐時代のすぐれた楷書の1つです。
唐の「李靖」という人を称えた碑で、李靖(571-649年)は、唐王朝開国以来の名臣でした。
はじめ隋に仕えた後、唐で武人として活躍しただけでなく、書にもすぐれた人で、宋時代までは李靖が書いた千字文が残っていたようです。
李靖碑(りせいのひ)の特徴
虞世南・欧陽詢・褚遂良の書の影響を感じられます。
全体的にバランスよく、美しく整っています。
点画はシンプルで、左はらいは力強く、右はらいはあまり抑揚がありません。
ハネは、短く鋭いです。
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