20世紀のはじめに、スウェーデンのヘディンやイギリスのスタイン等の探検家によって、楼蘭や敦煌など西域の故址から多数の木片が発見されました。
これらは紙が普及する前に書写するための材料として使用されていたもので、「木簡」といいます。
篆書体・隷書体・楷書体・行書体・草書体などあらゆる書体が使われています。
斬新な造形感覚、自由で伸びやかな書が多く、表現の素材として貴重な資料を提供してくれます。
碑版が書道の手本のほとんどを占める中、肉筆の存在はたいへん貴重です。
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