黄庭経とは
黄庭経の読み方
黄庭経は、「こうていきょう」と読みます。
黄庭経とは
王羲之の書といわれる小楷(細字の楷書)で、王羲之50歳の書です。
1字1cm四方ほどの楷書で書かれ、書の手本として人気です。
真跡は残っておらず、刻本もはっきりしません。残っているのは、唐人臨や刻本、集帖などに刻入されて伝わっています。
内容は、道家の養生訓などを述べたもので、外景経・内景経・遁甲縁身経などがあり、王羲之が書いたのは「黄庭外景経」です。
黄庭経の特徴
同じ小楷の「楽毅論」や「東方朔画賛」とは趣きが異なり、字形がやや開き広げで、鍾繇(しょうよう)の書風に近いです。
黄庭経掲載の本
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書道専門店 大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3