虹県詩巻とは
虹県詩巻の読み方は?
虹県詩巻は、「こうけんしかん」と読みます。
虹県詩巻の作者は?
作者は、北宋時代の書家であり、書画収集家としても有名な米芾(べいふつ 1051-1107年)です。米芾の詳細は、以下のページでご紹介しています。
↓↓↓
米芾(べいふつ)ってどんな書家?
虹県詩巻とは、どのような書か?
縦31.2×横487cm 紙本に墨書。
米芾最晩年の行書です。
虹県(現在の安徽省泗県)の風光明媚な水郷の地を通過した際に、旧作の七言絶句一首と再遊した時の七言絶句二首を揮毫した書です。
現在は、東京国立博物館所蔵
虹県詩巻の特徴
虹県詩巻は、十枚の紙を継いだ柔らかい白紙に書かれており、拳ほどの大字で、1行に2字か3字を書いており、変化の妙に富んでいます。
気迫に満ちており、鋭利な刃物で断ち切るような切れ味が見られる作品です。
~書道ライフを快適・豊かに~
書道専門店 大阪教材社
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3
ピンバック: 米芾(べいふつ)ってどんな書家? | 書道専門店 大阪教材社