ある書家さんが教えてくれたこと

その他
投稿日:2013年12月18日

「出会いに感謝」
「ご縁を大事に」
年令を重ねるたびに深く感じることです。

でもね、あることで自分はまだまだ甘いと感じました。

縁筆書家soyamax曽山尚幸さんとの出会いで。

そもそも私が彼を知ったのは、FACEBOOKの彼の投稿記事を見つけたのがキッカケ。
筆と墨と紙で面白いことをしている人がいてはるなと。
面識は全くありませんでしたが、興味があったので私からお友達申請しました。

その後、FACEBOOK上でお付き合いがはじまったのですが、
1週間ほど前、
私のFACEBOOK投稿への書き込みに曽山さんから「会いに行きます」とのコメント。

その後、特に連絡もなかったので、何かの間違いだったのだろうと思ってたのですが、
2日前、沖縄から突然のご来店。
しかも用事があって、15分しか店に居られないとのこと。

最寄駅から遠いのに徒歩で来られた曽山さんに「駅から遠かったでしょ?」
と私が申し訳なさを含めて聞くと、

「いやいや、時間かけて、しんどい思いして会いに来ることに意味がありますから」

とハートを鷲づかみされるお答え^_^

名刺交換のときは、

ご自分の名刺に私の名前を即興でアーティスティックに筆ペンで書いてくれました。
10分くらいかけて。
こんなことされたら、一生この瞬間を忘れないですよね。
筆文字名刺

曽山さんの言動1つ1つに
出会いやご縁に対する丁寧な対応を感じました。
これは人に対する思いやりがなければ出来ないことです。

会話の中で、悪性リンパ腫で骨髄移植を受けた経験をされたことを知りました。
自分が死ぬかもしれないという経験をしたことが丁寧に生きておられるベースになっているのかもしれないと勝手に想像します。

「今まで自分はこれほど丁寧に人に接してきただろうか?」

「ご縁に感謝してます」と言葉に出したり、書いたりしますが、本当にそれが伝わるのは行動ですね。

10歳年下の彼から学んだことです。