陳介祺とは?
陳介祺の読み方
ちんかいき
陳介祺ってどんな人?
陳 介祺
1813年 – 1884年 嘉慶18-光緒10年
山東省濰県出身
字:寿卿、酉生
号:伯潜、海濱病史、齊東陶父
清の金石学者。
吏部尚書陳官俊の子。
幼時から学問を好み、父に従って北京で学問を修め、広く文名が知られます。
1845年に進士となり、翰林院編修となったが、すぐに官を辞めます。
金石学の研究に打ち込み、その収蔵は天下第一と言われました。
三代の古銅器多数、その中には有名な毛公鼎もありました。
その他、三代陶器、周印、漢魏印、魏造像、秦詔版など。
潘祖蔭、呉大澂らと親交があり、「南潘北陳」と称されました。
書においては、金文や篆書の書風から大きく影響を受けた学識の深さが垣間見える書風が特徴的です。
陳介祺の著書
簠斎吉金録
簠斎蔵器目
簠斎金石文考釈
簠斎蔵古目
簠斎蔵玉印
簠斎古印集
簠斎尺牘
盛喜 一輝 KAZUTERU MORIKI
大阪府堺市中区深井中町1994‐3