今回のテーマは書道ではありません^_^
「少し損してでもお客さんに喜んでもらう」って大事だと思うんです。
アホっぽいことを書いていますが、真剣な話し。
これは大変重要なことですが、損する方向を間違えば会社は潰れてしまいます。
たとえば、個人が経営するクリームパン専門店があるとします。
なぜ例えがクリームパンかと言うと私が好きだから^_^
この専門店は大変繁盛していて毎日行列、購入まで時間がかかってしまいます。
そこで店主は考えます。
「お客様を待たせるワケにはいかないから、2号店を出そう!」
でも、本当に店を増やして待たせないことがお客様の喜びになるでしょうか?
待ち時間を短縮してほしいと思っている方もいるでしょう。
でも、本当にお客様が望んでいるのは、もっとおいしく、もっとお得になることではないかと思うんです。
2号店を出せば行列は解消されるかもしれませんが、多額の出店コストが発生します。
おいしさとお客さんの得を追求すれば、少しのコストでさらに喜んでもらえるはず。
結果的にさらに人気がでるでしょう。
ビジネスにおいては、多数店舗を保有し、そのスケールメリットで商売するのは有効な手段だと思います。
でも、
我々小規模の店舗が目指すべきは、商品やサービスの質を少し損してでも個性的に追求することです。
「得るは、捨つるにあり」
何かを捨てなければ、大事な物を得ることなどできません。
商売に限らず、人生全般に言えることではないでしょうか。
そして、人に喜んでもらえることをやり続ける。
目指すのは、成功ではなく、成幸(自分も含めたまわりの人々が幸せになること)です。
「人に感謝して、人のために何かさせていただく」ことで、幸福な自分に気づくことができます。
「情けは人の為ならず」という言葉がありますが、人のためにという行為は、
結果的に
自分自身の自信と幸福感につながります。
31歳のとき、インターネット通販で書道の専門店をすると友人や家族に伝えたとき、全員に反対されました。
みんなに口を揃えて言われました。
「絶対失敗するからやめとけ!」と。
40歳になった今、この仕事を続けることが出来ているのは、その反対してくれたみんなのサポートのおかげです。
その人達にもっと喜んでもらえるためにも、よい仕事をしていきたいです。