こんにちは。
今回は書道手本の由来です。
昔から漢字の書道手本といえば「千字文」
仮名の手本といえば「いろは」とされています。
中国の隋の頃、王羲之7代目の孫と言われる智永が、
「谷氏本真草千字文」がそれであり、拓本ではないので「
中国では書道の手本を「法帖」といい、
奈良の唐招提寺門額の字は孝謙天皇の書になると言われていますが、王義之の集字聖教序の中にある字にそっくりです。
おそらく集字聖教序が手本になったものと思われます。
日本の書道手本については、「源氏物語」「栄華物語」や道長の「御堂関白記」などに記述されていますが、歌集が多くその対象になっており、「下絵万葉集切」「大字朗詠集切」「蓬莱切」なども書道手本として書かれたものです。
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